こんにちは。グラスルーツ株式会社の高橋です。今回は、AI時代の組織内人材育成のあり方について弊社なりの考え方をご紹介していきたいと思います。
以下のような課題を真剣に考えたい企業担当者にとてもおすすめの内容です。
◯AI時代の人材育成内容としてどこに注力すべきか
◯何にこだわって人材育成をしていくべきか
◯誰が実施するのが適当か
AI時代の人材育成はどこに注力すべきか

AI時代は既に到来していて、これから加速度的に進んでいくと考えられます。このことが何を表しているのかをきちんと考える必要があると考えています。AI時代の加速は、これまで必要と考えてきたような知識や技術を覚える必要がなくなることを示しています。そのわかりやすい事例は、プログラミングです。現在多くの企業がIT人材を育成することを急務として考え、言語を覚える教育をしているケースがあります。しかし、これらは、近い将来AIに全て置き換えられるはずです。
従って、このような状況で最も注力すべき点はプログラミングをする能力ではないと考えています。
最も注力すべきは、価値創造の視点と継続的実行

今後最も重要な能力の一つは価値創造の視点だと考えています。価値創造の視点とは、AIという点でいえば、AIを活用してお客様が感じる価値や体験をどのように作っていくかを考える能力といえるでしょう。 もちろん、これすらもAIによってアイディアが共有された時点で他社が容易に真似できるようになるはずです。従って、価値創造だけでは、競争力は続かないため、実行し続ける能力がより力を発揮するのではないでしょうか。
私達の中で多くの場合、能力的に優れた人材はほとんどいないと考えるべきです。そのような人材でも競争力の源泉にするためには、価値創造力と実行力によって、僅かな差を生み出し続ける以外に道はないでしょう。
難しく考えがちですが、この能力はビジネスの基本でずっと昔からある考えでもあるはずです。その意味では、より強化する、中心に据えていくことが大切だといえそうです。
価値創造や実行は、体験や共感によって生まれる。

そして、価値創造や継続的な実行は、その実体験、擬似体験によって感じとることができるのではないでしょうか?
①価値創造力は体験からのみヒントを得る
例えば、自分で実際に事業を立ち上げる立場に立って必死になって考えてみる。 例えば、小さな事業でも5年間精緻させる体験をしてみる。このような体験から得られた気づきによって、価値創造のヒントを得ることができるかもしれません。
②実体験から共感、コミュケーションをして実行力を維持する。
擬似体験は、一人で行うものから集団で行うものまで様々あります。私がおすすめするのは、集団で行うタイプです。集団での擬似体験は、チーム活動そのものです。他人との関わりそのものが自分のやる気を維持し、実行のエネルギーにつながっていくのです。
このように、教育は、知識を覚えるものから、実体験や擬似体験を中心とした気づき与えるものへと変化するはずです。
では、擬似体験において特に何にこだわるべきか?

擬似体験を考えるときに重要なことは、具体性を持たせて考えることです。
グラスルーツ株式会社ではビこの疑似体験をジネスゲームと捉えています。ビジネスゲームは単に楽しいだけでなく何かしらのシミュレーションをして体験をすることです。再現度合いが高ければ、リスクとリターンの関係は必ず生まれるので結果的に楽しくなるのです。
そして、ビジネスゲームの良い点は、システム化されている点です。それは教えたいことが何で、どのような構造によって伝わるかが明確になっている点です。
あなたは、「段取りの悪い人」を言葉にできますか?
段取りの悪い人とは、何故段取りが悪いのでしょうか?科学するという点で、段取りの悪さを定義しなければ、ゲームには当然できません。段取りの悪い人は、優先順位がつけられない人なのでしょうか。優先順位がつけられない原因は、先輩、上司の考え方がわからないなどの原因はないのでしょうか。期限が短いと緊張してしまい思い通りの成果を出せないなどの理由はないのでしょうか。私自身の仕事経験では、実は優先順位以外の部分で段取りが悪くなるケースが多いように感じています。
これからは、人事担当者とこのような議論を通じて、より良いビジネスゲーム開発に繋げていきたいと考えています。
グラスルーツ株式会社は、ビジネスゲームの購入レンタルが可能です。1社1箱プレゼントサービスも実施中。

グラスルーツ(株)では、ビジネスゲームを1社1箱プレゼントしています。ご興味のある方は、以下より詳細を確認して応募ください。
いかがでしたか? AI時代に必要な能力開発ひ体験によってのみ生まれる気づきだと考えています。 このようなトレーニング方法は、部分的にも全面的にも取り入れることが可能です。
AI時代に使えるビジネスゲームや、気づきを促すビジネスゲームに興味がありましたら、ぜひグラスルーツ株式会社にお声がけください。
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