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【小さなステップを登る支援を】企業内コーチングは、「うまくいかない」ところからスタート!

企業内のコーチングがうまくいかないところから、役割や効果的な進め方を考える


こんにちは。グラスルーツ株式会社の高橋です。グラスルーツ株式会社はビジネスゲームや漫画、アニメを企業の教育や採用に活かす取り組みをしています。

今回は企業内でコーチングがうまくいない理由や解決方法について解説していきたいと思います。 


この内容は、次のような企業担当者様なはおすすめです。


◯社内でコーチングを教えているが、部下後輩が成長しているように感じられない。

◯1on1ミーティングを導入しているが中身のあるコミュニケーションのように思えない。

◯企業内におけるコーチングのあり方や、利用方法などで改善ポイントがあれば知りたい。



1on1ミーティングを頻繁にやっているが効果がないように感じる理由


1on1ミーティングがうまくいかない

コロナ以降働き方が変わったことをきっかけに、1on1ミーティングを導入し、週次、月次などで上司、先輩が話をする機会が多くなる中で、「効果がないように感じる」という意見を聞くことが多くなったように感じます。その他にも、社内でコーチング研修を受けたので、部下、後輩の育成に役立っているかどうかが不明だという声も聞こえてきます。これらの原因はいったいどこにあるのでしょうか?



その理由は「目標がないか」「やる気」がないかです。


コーチングは決してやる気を引き出す技術ではありません。目標ややる気を前提に、自分の足で進むサポートをするのが、本来のコーチングの役割です。従って、目標がない、やる気がないのでは何も始まらないのは事実です。


それでも、そこからが企業の人材育成のスタートだと考えましょう。


企業で働く人の多くは、決して大きな夢や目標がある人ばかりではありません。また、仮にあったとしても長い社会人経験の中で意見が変わったり、考えが変わったりすることはよくある話です。私たちが本当に考えなければいけないのは、このような状態の人をいかにやる気にさせ、成果をあげてもらうかという人材のマネジメントなのです。


では、どのように前に進んでいくか?


どのようにミーティングを進めるか

ここでは、わかりやすく進めるためにミーティングですることをたった3つに絞っていきます。


目標の設定


まず考えなければいけないのは(通期、半期)目標です。そして週次で話す機会があるのであれば、目標の進捗度合いを確認するところからはじめます。もし、達成できないのであれば目標が高すぎるか、達成の道筋が不明確なのです。ここについてきちんと向き合って話合いをする必要があるでしょう。


細かな目標の再設定


週次目標がうまく本人に意思で導きだせないようであれば、上司から目標を再設定することも時には大切です。はじめから全てを本人ね委ねてしまえば何も意見がでてこないことも多くあるためです。まずは、経験を積んでもらうためにも上司が細かな目標を設定することも大切です。この時に小さな目標の積み重ねが、大きな目標に繋がることを設計することがとても重要です。


再設定した目標達成の道筋


目標を立てたあとは、道筋を本人主導で考えてもらうことがとても重要です。企業内で最もコーチング技術が役に立つ瞬間の多くは、方法を部下に考えてもらう時です。



全てコーチングに頼る必要はなく企業の成果をあげることに集中する


企業の成果を上げる


このように業務の成果、問題にフォーカスした取り組みをすることが大切です。

企業内でコーチングや1on1をする上で大切なことは、企業の成果をあげるための取り組みであることを決して忘れないことです。


もし、上司、部下にとって意味のないコミュニケーションにあたるのであれば、チームの目標をもっと上げて良いはずです。1on1の目的は、部下育成を通じて企業の成果をより上げることです。より成果をあげるためには、常に疑問を持ち、アイディアを出し合い問題解決にあたらなければいけないはずです。これは本来どれだけ時間があっても足りることのないはずのことなのです。



あまり技術に囚われないように注意が必要



また、多くの人がコーチング技術や会話の擬似、信頼を得る技術に意識を向けすぎているように感じます。例えば、コーチング技術に、バックトラッキング、あいづちなどの技術があります。これらの技術は、同一目標を達成しようとしている仲間であればごく自然な振る舞いとして出来ている場合があります。もしくは、これらがなくてもお互いの理解が進んでいる場合は、補完したコミュニケーションが成立していることもあるのです。

このように、本来の業務の進め方に立ち返って


部分的にコーチング技術を活用することが、効果的なコーチング活用の近道なのです。



目標管理ミーティングと1on1ミーティングの位置付けを明確にする。


さて、ここまでの説明で、「それって目標管理のミーティングじゃないの?」と聞こえてきそうですが、まさにその通りです。企業によって1on1ミーティングの位置付けは、異なるはずですが、もしも、部下後輩の心のケアをするためのミーティングであれば、そこだけを取り出すのは非常に難しいと考えているのが弊社の考えです。


仕事上の心のケアは仕事の目標達成過程で必要なもので、共有目標や達成の行動に付随して生まれるものですから、当然目標管理ミーティングに付随もしくは、含まれていると考えるのが妥当なはずです。


このように最も仕事について上司部下はアイディアを出し合い達成に向けた会話をたくさんすべきなのです。


グラスルーツ株式会社のビジネスゲームを活用して目標達成の擬似体験と、コーチングのポイントを押さえる。



グラスルーツ株式会社では、これまでの話を体験的に理解してもらうビジネスゲームを開発しています。


① 協力ゲームエッセンシャルで共同体験を


協力ゲームエッセンシャル

上司、部下交えて行なって欲しいゲームです。かのゲームを行えば、目標達成のために必要な要素を自ずと考えるようになります。例えば、役割、能力などです。これらを踏まえて、ミーティングが果たす役割を俯瞰的に考えてもらうことができます。




②コーチングカードでコーチングのポイントを理解


コーチング

次は、上司、先輩向けにコーチングカードを利用してうまくいくコーチのポイントをロープレを通じて確認してもらいます。コーチングカードは、コーチング技術を習得する支援をするカードです。4つのステップと質問の引き出しを学ぶことができます。




いかがでしたか? コーチングがうまくいかないのは、コーチング自体が解決するものは企業の中では限定的だからなのかもしれません。企業活動全体を俯瞰して考え、各ミーティングの役割を確認することも必要なのかもしれません。

グラスルーツ(株)では、このような課題に、ビジネスゲームを活用した解決に取り組んでいます。ご興味ある方は、以下のお問合わせフォームよりご連絡ください。






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