今回はシニアと若手のコミュニケーションについての話です。弊社のお客様においてはこの悩みが非常に多い印象があります。
この悩みは、結果的に若手社員が辞めていったり、シニアの技術が上手く伝わらないといった組織の長い目で見た悩みといえそうです。
理由はいくつかあげられますが、今回は世代間ギャップについて考えてみたいと思います。
根本的に話にくさを感じるのは、世代間ギャップによる部分もあると思います。それは、各世代が体験してきたもの、見たこと、聞いたことが違うため、考え方が異なることが出てきてしまうからです。
このことは、当たり前なことですが、最近はより顕著に世代間ギャップについて語られるように感じます。その理由は、働き手世代が幅広くなってこと、時代の変化がより早くなっていることの2つだと考えています。日本の場合、島国という性質もあり、ダイバーシティが遅れていますから、そこに輪をかけるように複数の変化がやってきて今に至るように感じます。
こう考えると、世代間ギャップがあること自体は当たり前だし、克服することも大変だなぁと感じます。
とは、いえ改善をしていかないと、競争力もなくなりますからなんとしたいものです。今回は、シンプルだが効果的な世代間ギャップを埋めるやり方を説明します。
弊社の場合、現場で働き、学習なれしない方も多いため、改善案は常なシンプルなものをこころがけています。ぜひ、トライしてみてください。
⬜︎お礼をたくさん言う
相手に自分の行動を認められるというのは世代間で関係なく大切にされていることです。これがないと辛くなってしまいます。だから、いつもお礼をいう癖をつけましょう。
自分は口数が少ないと思う人でも、お礼を優先して言う癖をつけましょう。
⬜︎私はこう思うけど、あなたはどう思う?
このフレーズを暗記しましょう。
世代間がギャップのズレは、価値観の押し付けによってうまれます。ギャップそのもが問題ではなくて、押し付けることで、相手が違和感を感じます。ここ重要です。
だから、自分の意見を言って、相手にも言ってもらうこういう話方を基本にしましょう。
⬜︎相手の苦手を助ける。
価値観がお互い違いますよねぇ。という会話ができる人たちはもう、相手のことを知ろうとする人達です。でも、片方は、そうで、片方はそうでないときに、やはり、価値観の押し付けは起きる可能性があります。
こんな時にどうするか? 相手の苦手なことを積極的に支援する姿勢で接してみましょう。つまり、言葉で言っても理解を得られない場合は、行動で相手の目線をずらしてあげることも大切です。価値観を押し付けがちな人も、助けられたら嬉しい気持ちになりますね。
Comments