こんにちは。グラスルーツ株式会社高橋です。今回から少し、採用についての話をしたいと思います。弊社では従業員教育以外に、採用の支援も一部しています。 弊社では採用の媒体を販売することはありませんが、プロモーションに関すること、考え方に関すること、インターンに関すること、内定者に関することなどの相談をいただくことがあります。
こうした経験から採用を着実にできる会社はそれだけの努力をされていることを知っています。少しでも、中小中堅企業様のお力になれるよう考え方を共有していきたいなと思います。
今回は採用に関するお金の話やそれに関連する話題です。
◯先ずは人が会社に与える影響を考える。
事業によって、何をすれば儲かるかの勘所は異なります。仕事が増えつづけて、人が足りないのか、本当は人に投資するより設備投資をした方が良いのか、両方をバランスよくした方が良いのかなどです。
当たり前ですが、ただ人を増やしても、仕事が増えない場合もあります。自社は何故、人をとりたいのかを明確にしておく必要があります。
◯次に、予算前に対局的な戦略を考える。
対局的な、戦略とは、例えば現在はコロナウイルスの影響で多くの企業が売り上げが減少して苦労しています。こうした企業では、商品需要は少なくなるので採用人数を絞るこもを余儀なくさせられます。
一方で、こうした状況を、逆手にとって、要するに採用しやいすい時期と捉えて、一気に採用人数を増やしたり、学生へのプロモーションも強化して大量採用する企業もあります。
こうしたことができるのは、ある程度自由にできるお金があるからともいえます。資金調達をしやすい環境、ここぞという時にお金を用意できる会社は、それだけで採用上有利に働きます。
それだけ用意周到かつ、人がやらないこと、をいつも意識しています。単純に、今年は採用何人、という考え方だけではなく、大きな環境を踏まえた勝てる採用戦略をとることがもとめられているように感じます。
◯予算は大体の幅で決める。
当然使えるお金が多いに越したことはありませんが、例えば、予算を超えたとしても、採用できる可能性を考えておく必要があります。
採用行為で最も無駄なのは、お金をかけたのに採用できないという結果です。50万円で0人がよいか、80万円で1人が良いかという判断において、30万円高くても1人とるほうが適切な判断といえます。なぜなら、50万円0人は、ただの50万円の出費だからです。この時点で投資に失敗したことが確定する行為です。
このような無駄が起きないように、ある程度の予算の幅を持たせて、絶対に採用するという気持ちで取り組みを始める必要があります。
◯予算で大事なのは、媒体+アルファ
実際に採用する段階で、大事なのは、webの採用媒体やその他の採用の入り口に関するお金です。しかし、それだけでは、採用できる可能性は残念なことに低いままです。
とても大事のは、他の会社がやらない何かを確実に実行する姿勢が、大事です。 例えば、
①大学の前でビラを巻く
②大学のサークルと仲良くなり、採用を促す
③新卒採用をしない、バイト先と提携して採用をすすめる。
そんなやり方聞いたこともないやり方を何か用意することが、勝つための近道です。これらにいくらくらいかけるかをざっくり予算に入れて実行しましょう。
繰り返しになりますが、
採用の一番の無駄は、お金をかけて採用できないことです。だから、お金をもっとかけて、採用できるようにすることが第一歩です。
ぜひ、勝てる何かを考える機会になればと思います。
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