こんにちは。グラスルーツ株式会社高橋です。今回は学習を体験にしていくポイントを考えてみたいと思います。 弊社には、学習を体験化したい考えるお客様がいらっしゃいます。だからこそ弊社とお取引いただけるわけですが。
では、何故体験化したいと考えるか?の目的ですが、これは企業様ごとに若干ことなります。代表的な例を紹介しましょう。
1.自律的に考える人材を作りたいから
これは最も多い理由ですが、体験にした場合、自分が身をもって考える機会になるはずです。体験を踏まえて、次はどうするか?何故こうなるかなどを考えていきます。このようなプロセスは、体験化されているからこそできることかもしれません。
2.楽しく学んでほしい
これは次に多い理由です。弊社でも、社内学習の面白くなさを伝えた上で、楽しく学ぶことが、学習を前進させるポイントになるとお伝えすることがあります。
され、これらを踏まえた上で、体験化するポイントを弊社なりに提示していきます。
◯体験とは、没入できることであって、必ずしも自分が身体を動かすというわけではない。
例えば、弊社では漫画も、ボードゲームも学習用に制作しますが、どちらも体験だと捉えています。
漫画は、高度に感情を動かす物語により体験化されていきます。ボードゲームは自分が主人公になり選択していくことが体験です。
このように没入可能な仕組みがあるものが、体験に繋がると考えています。
◯通常の研修でも本当は没入させることができる。
没入の仕組みの最たるものは、コンテンツ内容そのものです。ここで良く考えて欲しいのは、これから教える内容は、受講者が知らないであろう内容でしょうか?ということです。
現在はネット社会です。キーワードを検索すればある程度の情報は、誰でもいつでも取得可能です。つまり、わざわざ人に伝える内容として、陳腐化した情報かどうかを確認する必要があります。
やり方を変える前に、内容がどうかを見直す必要性があるように感じます。
◯高度に逆算された気づきを与える設計が大事。
漫画、ゲーム、それ以前の内容コンテンツに、共通して必要なことは、逆算され気づきを与える設計です。
体験になっていないものに、共通して足りないのはこれなんですね。
例えば、先生があるテーマで議論しましょうといい、受講者がそれぞれの意見をいいます。この議論は、いったいどんな気づきを期待するものでしょうか?
私の感覚では、この方法論は、他の受講者の意見、その質に頼った設計になるため、下手をすると何の意味もない議論になってしまいます。
良く作られたコンテンツは、受講者に気づきを与えて、考えさせます。そうなるような設計を考えられるかどうかが体験化するための大きなポイントになっていくと考えています。
いかがでしたか。
弊社が体験化にこだわるのは、この体験をした人だけが、次の人にどうようかそれ以上の体験を生み出せると考えるからです。 これは、今に始まったことではなくて、質の高いもの、高度に検討されたもの、が生み出す感動をもっと、もっと多くの人にお伝えしていきたいと思います。
学習の体験化に取り組んでみたい企業様は、グラスルーツ株式会社高橋までご連絡ください。
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