こんにちは。今日は、企業研修などで、動機を提供する大切さについて話をしたいと思います。
ここでいう動機とは、勉強したいと思える、学習したいと思う従業員の気持ちのことです。
弊社がゲームや漫画を提供している理由でもあるのでぜひ知って欲しいなと思います。よくよく考えてみると、当たり前なのに出来ていないことです。当たりなことだけに効果には大きな影響があると思うからこそ、弊社でも力を入れています。今回はその背景を説明します。
◯これまでの企業の学習提供スタンス
これまでの企業の学習提供スタンスは、会社の役割、役割に見あった能力開発をするというものが多いと思います。例えば、管理職研修、主任研修、新人研修もそうですね。
こういうものは、その役割に就きたい、就けたという気持ちがあって初めて成立するの内容だと考えています。
しかし、本当にそうでしょうか?
◯例えば、その会社に入る理由
会社に入社する理由は、人によって様々です。本人に中で納得しているからこそ、その会社に入社しついます。しかし、この納得は100%の納得でしょうか?私はそうは思っていません。私達は生活のため、家族のためといった必要にせまられる理由でも会社に入ります。つまり、やりたいかどうかはそこそこだが、給与が良いなどの理由で入社することもありえます。この状態を確かに納得しているものの100%の納得ではないといっています。
こういうモヤモヤ意思決定を私達は普段からしていると思います。それは、主任になっても、管理職になってもです。
◯会社側と働く側の動機面の隔たり
先程説明したように、会社側は、その役割についたのだから出来て当たり前というスタンスで学習知識を提供します。
学習者側は、納得はしたものの、複雑な気もちも含めて、仕事に就きます。
果たして、こういう状況で、学習者は学習できるのでしょうか? 私は無理があると感じています。
◯ありたい姿
本来であれば、その仕事、役割に就きたい、なぜ就きたい、吐いたらどうしたい。こんなことを自分の中に考えることが必要です。 これが十分にあるからこそ、その役割ごとに行われてる教育に意味がでてきます。
◯とはいえ、全員そうはいかない。
理想はそうでも、全員がそうなるとは限りませんね。
これが、現実的なのかもしれません。
だからこそ、弊社では面白いと思える学習を提供しています。学習動機があまりない場合、教材の中身は頭に入りにくいはずです。だからこそ、目先を変えて、ゲームや漫画といった手法に意味がでてきます。
Comments