業種に特化した研修体系のあり方や研修の内容を考える
こんにちは。グラスルーツ株式会社高橋です。今回は業種に特化した研修体系のあり方や研修の内容についてです。
お客様の中には、複数の事業会社を持つホールディングスカンパニーで人材の育成を一括で行ったり、事業会社としてシェアードサービスカンパニーを作りグループ間で効率よく人材の開発、採用などをされる企業様がいらっしゃいます。
このような形態の場合、グループ全体の人材開発と、事業に紐づいた内容を教育する事業会社別の人材開発をする会社があります。
ご相談いただく内容として、事業会社で事業に紐づいた教育とはどんなものがあるか? また、グラスルーツ株式会社ではどんな支援ができるか? などのご要望をいただくケースがあります。
今回はその中でも事業に特化した内容はどのように考えていくか?を考えていきたいと思います。
◯専門スキルの教育
これはどんな業種でもある、商品、サービスの内容に紐づいた知識や、専門性のある教育内容です。IT会社であれば、ITに関するスキルなどが該当します。
仕事をする上で必須の能力であるため最優先事項として専門教育をする企業様がほとんどです。
◯汎用的なスキルを業務特化型に
専門スキルを補完したり、コミュニケーションなどの直接的に業務とは関係ないが、仕事をより円滑に進めるために必要な教育です。
代表的なのは、コミュニケーションです。しかし、コミュニケーションといっても様々な場面のコミュニケーションがあります。この場面や事例をその会社の業種に合わせることが非常に重要です。
コミュニケーションは、一般的なものなので概念的な部分だけを学習する企業様もいらっしゃいますが、業種の場面を切りとったコミュニケーションは、業種特有の商習慣、いいかたなどが存在します。これらをきちんと踏まえてあることが、汎用スキルを業務に活かすための重要な教育だと思います。
◯事例共有などを漫画で
また、多くの会社様で、事例共有は昔からたくさんされています。一見当たり前になってきた事例共有ですが、もっとわかりやすく、もっと学習したくなる内容の構築がおすすめです。
社内の事例共有は、生産性を高めるために、わかりやすい手法の一つです。
だからこそ、より重点的にわかりやすく作ることが大事です。
◯事業特性を理解、体験するゲーム制作を
その業種に特化するという場合、例えば、その仕事の面白さをどのように伝えますか? これは、市場全体の捉え方から人によって大きく見方が異なります。しかし、この共通するような仕事の面白みは、広く社内に教育することで、日々の仕事の捉え方が変わっていきます。
この分野は、これまで、現場で時間をかけてが基本でしたが、例えば弊社であれば、ゲームをつくるという方法論で、擬似体験することが可能です。
業務に特化した教育は、組織を経営、運営していくための土台になる重要な教育です。ぜひ、重点的に業務に特化した教育を強化する施策をご検討ください。業務に特化した教育施策の検討はグラスルーツ(株)高橋までお問合せください。
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