研修講師の人材価値の見極め方のこれまでとこれから

こんにちは。グラスルーツ株式会社高橋です。今回は研修講師の価値をどのように考えるかがテーマです。

私は20年くらい企業の人材育成に関わってきましたが、研修の講師の価値が徐々に変化しているように感じています。

その主な理由は、インターネットの発達によって自分のブランディングがしやすくなったことと、それによって情報の見極めが難しくなってきたことだと考えています。では、それらによって具体的に何が変わりつつあるかを解説していきますね。

◯基本的な講師の価値は、経験(大学、実務、職位)、専門性、書籍

私がこれまで仕事をしてきた中での、講師の評価は上記の3つです。考え方の基本は、考え方の希少性、権威性が基本になっています。権威性を得る為の手段として、大学での講義、書籍販売、法人での実務経験などがあります。これなの有無は、それだけの能力と行動が伴う必要がありますので、無い人に比べると、評価は高くなる傾向にあります。

◯書籍は無力化の方向に。アピールは楽に。

権威性を得る手段として、書籍化がありましたが、少なからず評価基準にはのこるもののその価値は30年前の価値より下がっていると感じます。その理由は、書籍化が一般化されてきたことが大きな理由です。内容さえあれば、web上での書籍化はとても安くできる時代です。

◯多くの情報が陳腐化、一般化。

次に企業の人材育成、投資の仕方が成長してきていることと、多くの売り手ができたことで、競争が激しくなり情報の提供そのものだけでは、これまでと比較して価値を見出しにくくなってきました。

30年前、日本ではバブル崩壊くらいの時期ですが、このころロジカルシンキングは新しく見えました。

しかし、今はどうでしょう。webで検索すればロジカルシンキングの情報はたくさんでてきます。実際に私が見ても、内容に若干の違いはあっても、そこまで変な記事は多くはありません。この情報で充分。この感覚が30年後の今の感覚ではないでしょうか?

【今後のあり方】

◯成果物は形を変える

これまでの研修講師の成果物は、研修で講義することで、これは時間に紐ついた成果物です。このあり方がなくなることはないでしょうが、研修が動画になる、web書籍になる、カードゲームになる、などよりパーソナルな方向へと移りつつあります。

競争が激化すればするほど、成果物が変わることが、生きる道になっていくので、研修講師にとってはとても重要です。また、こうした状況になると、研修講師はこれまで個人事業者の人が多かったのですが、成果物が複雑になっていくため、複数のチームや良いパートナー企業と一緒に動く必要がでてきます。

◯内容の希少性が更に問われる。

30年前も今も変わらないものがあるとしたら、それは内容が今この瞬間に価値あるもになっているかです。情報そのものの流通速度が早まり、アクセスが簡単になったことで、ある特定の人にしかない情報は少なくなっているといえます。

しかし、特殊な環境で得られた知識はまだまだ存在しています。自分の会社では当たり前のことを、他の会社、別業界ではやっていないであろう知識は存在します。

こうした知識をどのように取り出していくかが、今後は問われていく気がしています。

最後に、

弊社では開発型の営業組織として、成果物の変容と、コンテンツの取り出しに注力しています。もし、この記事を読んで、一緒に仕事をしてみたいパートナー様、講師の皆様、お客様、グラスルーツ株式会社高橋までご連絡ください。