研修ゲーム、ビジネスゲーム制作のポイントはゲームルールの転用
グラスルーツ株式会社高橋です。今回は、研修で使える、ゲーム、ビジネスゲームを社内で作りたいお客様むけのヒントをご紹介します。弊社でもお客様にビジネスゲームを作っていますが、今回話をするルール作りこそ、ビジネスゲーム制作の5割以上のエネルギーを注ぐ部分といっても過言ではありません。
テーマは、ゲームルールの転用です。ゲームの制作において最もハードルが高いのは、ゲームのルールを開発することです。このルール開発は、どれだけ時間をかけてもすぐにでてくる場合もあれば、ずっと出てこない場合もあります。
だからこそ、転用することをおすすめするわけてすが、社内でつくろうとすると、自分で考えたくなるんです。しかし、それは相当なリスクを伴います。だからこそ、是非盗んでください。
盗むという行為をオリジナリティに欠けると思っている人は是非、次のポイントを読んでいただきオリジナリティ追求にどんな意味があるかを再考してみるといいかもしれません。
トランプのルールは200以上存在する
私達は子供の頃から、ゲーム親しんでいますが、例えばトランプのルールはいくつ知っているでしょうか?書いている私は、神経衰弱、ババ抜き、大富豪、七並べ、あと2つくらいでしょうか。頭をひねって絞りだしても10個くらいが限界です。
普通の人が知っているルールとはこんなものなんです。
しかし、いざトランプのルールを調べてみたら驚きました。何と200以上は軽く存在していました。
弊社か教育用ボードゲームの開発を真剣に進めることにしたのもこの事実を知ったあたりからです。正直考え方が変わりました。
自分で作るより、これらのルールの知識を仕入れて転用する方が、質も量も満たせると思いました。それでも尚、自分でルールを考えるなら、それを凌駕するだけの理由がないといけないと感じました。
ルールを盗むことは著作権侵害にはならない
私がもう一つ面白いと思ったのはルールの転用は著作権侵害にはならないという事実です。正確にいうなら、ルールそのものは著作物ではありません。
ルールに従ってデザインされたモノが著作物になります。だから、ルールの時点ではアイディアに過ぎないわけです。 このように、考えると転用するときに気持ちがすごく楽になりませんか?
社内制作には期限が存在する
これも重要なことですが、社内で制作する場合は必ず期限があります。例えば、内定者向け研修で使いたいなどの利用用途が明確なためです。
その意味では、早い段階でルールの大まかな設計をしなくてはなりません。なぜなら、ルール設計のあとには微調整、デザインなどあっというまに二か月が過ぎるようなイベントが待ち構えているからです。
このように考えると、効率性を考えることになりますね。だからこそ、ルール転用が大事なのですが、そうはいても自分達でルールを考えたい皆様におすすめするのは、時間で区切ってオリジナルルール検討をするという作り方です。
こうすれば、納期に間に合うベストなグランドデザインが可能になります。
転用したいビジネスゲームのルールをストックする
弊社では、日々カードゲーム、ビジネスゲームを開発するためにゲームルールのストックを多くするようにしています。詳しくはお伝えできませんが、ルールとそこでできる体験をわかりやすい言葉にして蓄積するようにしています。
このようなゲームのルールはたくさんの場所に存在していて、トランプはその一例ですが、例えば、じゃんけん等もゲームの一つです。じゃんけんはどのような体験をするものなのかを言葉にしてストックしていきます。
弊社では、このように、ビジネスゲームを受講する人が得られるルールと体験を言葉にして、提案の段階でいくつかのタイプから選ぶセミオーダー型のプランを用意しています。安心しながらビジネスゲーム制作をやっとみたい皆様からのご連絡をお待ちしています。
弊社問い合わせフォームより是非ご連絡ください。
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