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管理会計 活用の視点

更新日:2021年8月5日

今日は管理会計において従業員が学んだ方が良いポイントについて解説していきます。


学習したほう良いと言われるのは、財務三表といわれる損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書を自分で読めるようになることです。

しかし実際に業務についていると、ほとんど利用しないイメージが私にはあります。今回はどのような場面で活用すべきかについて考えたいと思います。



①会社の人の言いたいことが理解できる。


例えば、会社でこんなこと言われたことはないですか?


◯は不景気だから固定費を少なくしたい。

※固定費とは売上に関係なくかかる費用のことですね。


こう言われた方多いと思います。ただこれを言える背景には、好景気のときは固定費を払ってもいいよ。という意味あいにもとれます。しかし、そうは言われませんよかね。つまり、ここで言いたいのは、このように安易に言えてしまう会社は単に支出を抑えたいだけで、戦略的意味合いはないでしょう。もし、戦略的意味合いがあるなら、今は、景気が良くなったから固定費でも活用して攻めの経営に転じたいといえたはずです。

お金に関する会社の指示の多くは何となく利用されている印象があります。


少し話はそれましたが、財務三表が少し読めると、このように、まずば会社の人が話している意味のあるなし、や深さを推測できるようになっていきます。


さて、ここからが本題です。財務三表のこれだけはな抑えたいポイントです。


②貸借対照表で、各項目(固定資産)(棚卸資産)などが多くなりがちなビジネスをそれぞれ抑えると、仕事のポイントがわかる。


これらを抑えると、仕事の大きなポイントを抑えることができます。例えば、この費用を抑えることができれば、他者には勝てるかもしれないという頭の使い方ができるようになります。


例えば、テーマパークや、工場、鉄道などは固定資産が多いビジネスだと容易に想像がつきます。

そして、これらを借りているのであれば、賃貸量金を利子を加えて返す必要がありますね。だから、固定資産があるビジネスはそうでないビジネスに比較すると、払うお金が多くなるわけです。


最近、sierやインターネット事業者が多い理由の一つには、ニーズの量の割には、固定資産が少なくて済むのでローリスクですすめられることがあげられるでしょう。



③売上、売上総利益から市場と付加価値を把握


これは、とてもシンプルですが、結局いくらもうかるか?ニーズがどの程度あるか? を知る上でわかりやすい指標です。


粗利は付加価値の大きさを示します。

また、売上はニーズの量を示します。


意外に知られていないのは、売上です。何か新規ビジネスを始めるときに誰も知らない新しいものもあれば、仕組みが変わるため安く販売できる新規ビジネスもあるでしょう。


後者の場合、既にある市場に対して変更をお願いするわけです。この時大事なのは市場の大きさです。市場の大きさは各社の合計で出せます。



今回はこの程度ですが、もっとポイントは存在します。

言葉の意味を教えてくれる人はたくさんいますが、意味を知ってどう活用するかを教えてくれる人が意外に少ないです。


ご興味ある方はグラスルーツ株式会社にお問い合わせください。

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