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論理的思考、ビジネスの足し算、引き算

更新日:2021年8月28日

日本では、バブル崩壊後これまでの日本的経営を見直す意味から、論理的思考が流行しました。今でも様々な企業様で論理的思考力を鍛えるトレーニングをされています。


私もお客様向けに提案することがあります。そんな中でも利用価値の高そうなポイントを紹介したいと思います。


今回は本当に論理的なものを第一群、第二群は、気持ち的には信じたいけどそうではないこと。

第三群として、論理的かどうかは怪しいが信用しているもの、に分けて説明します。


第一群 数式によるもの

◯売上-原価=粗利


とても単純なことですが、算数は論理的にできていますから数式で表せるものは信頼できるフレームです。

さて、この数式から言えることは何でしょうか?

粗利をあげるには、

①原価が一定なら売上を上げる

②売上が一定なら原価を下げること

しかありません。最もシンプルですがいつもどちらかを考えることで粗利は向上します。



第二群 気持ち的には信じたいけど、本当はそうではないこと

◯商品が売れるのは売りたいからではなく、お客様が買いたいから。


これも勘違いしやすい初歩的なことです。誰でも、好きな仕事に就きたいですね。でも好きなことら売れることではありませんね。


◯同じ仕事をするなら、より多くの時間働くと成果物は大きくなる。



今はライフワークバランスの観点から、長時間労働を抑制する方向に舵はきられています。しかし、生産性や成果物という観点から考えると、長く働くことはとても簡単に生産性をあげられます。

例えば、1時間で1人の人が2個の成果物をつくれるとしましょう。7時間働くより10時間働く方が成果物の数が多くなるでしょう。当たり前です。

このシンプルな計算式を覆すアイデアはそんなに簡単にはでてきません。だから残業もなかなか減らないのかもしれません。



第三群 数式以外に皆信じているもの


いわゆるフレームワーク


①5w1h


ヒアリングするときなど、聞きもれのないようにという意味で5w1hを利用します。


②pest分析、swot分析


頭の中で考えることはあるけど、紙にかきだすほどのものではない。



いかがでしたか?

弊社のトレーニングでは第一群、第二群を利用することが多いです。というのも、小学生のときに習った簡単な算数でビジネスを捉えられない人が多いからです。

論理的思考は、とても単純なことなのに見えていないこと、見ようとしなかったことを自分に突きつけてくれます。


第一群、二軍のフレームは、意外に教えてもらえません。

ご興味のある方は、是非グラスルーツ株式会社高橋まで連絡ください。 

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