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【オンラインzoomインターン】に向いているビジネスゲームの作り方をプロが教えます。

オンライン、zoomなどを活用した採用インターンに向いているビジネスゲームの作り方をオンラインと特徴と、基本的な強味を探る質問等などからプロが教えます。


こんにちは。グラスルーツ株式会社高橋です。今回はオンラインやzoomを活用した採用のインターンで活用できるビジネスゲームの種類や、予め考えておきたい注意点をお伝えします。弊社は、企業の教育や採用で活用する、ビジネスゲームの開発や漫画制作やアニメ制作をしています。その経験からいえるオンラインやzoom活用時の注意点を多くの担当者様に是非知っていただいて、より良いインターンに繋げていただきたいと思います。


 

オンライン、zoomインターンでの企業様の悩み



多くのお客様で以下なようなことにお悩みを感じています。

  • オンライン、zoomを活用したインターンでは一方的に話をしてしまいがちで不安

  • 対面と異なり、どうしても1人1人に目がいきとどかないので不安

  • 少しでも体験をして欲しいと思っているが、オンライン、zoomでは限界もあるだろうから何が適当かがわからない

  • 全員がきちんと参加できるものが良いが、どんな内容が良いかがわからない

実際に私がお話しした企業様では上記のようなお悩みが多かったです。そして少しでも不安を解消していただいたり、良い企画ができるように不安を構成する要素を噛み砕いて説明するようにしています。


 

オンライン、zoomインターンでの特徴や制約


オンライン、zoomでインターンを行うとき限界や制約には以下のようなものあります。私自身がお客様を支援したときや、ゲームを活用した社内研修などを実施した経験から感じている制約や限界です。




 

①手軽な一方、期待を醸成する体験を感じにくい

zoomでの参加は、ボタン一つでどこからでも参加が可能です。このことは時間効率という意味では良いことですが、企業の採用やより興味を持っていただく場合にはデメリットがあるように感じています。というのも、通常ある会社に赴いてインターンに参加する場合、前日に電車などの時間を調べて、普段行かない街にいき、見たことのない会社に入り、緊張しながら受付の電話をかけるという一連の経験が入ります。この経験の中には、大きく二つの大事な要素が入っています。一つは、その会社に行くための情報や、その会社の雰囲気などを五感で感じとれることです。ビルの雰囲気や、壁の絵、キレイなトイレ。これら一つ一つが本来その会社の特徴だったりもするはずです。しかし、zoomになったとたん、この情報が一切なくなります。つまり、同じ一日、半日インターンども得られる情報はオンラインやzoomよりも実際に赴く場合の方が多いのではないかと私は感じています。そして、大事な要素二つ目は、会場に着くまでの情報が生み出す期待感や期待値がオンラインにしてしまうことでなくなってしまうことです。先の例に例えると、この会社はこんなビルで、こんな絵がかかっている会社だからきっとこんなインターンをしてくれるのではないかという期待感のことです。この期待感は、インターンに参加する人自身が勝手に自分で作ってくれる期待感です。会社に来てもらうインターンの場合、参加前に参加者は自分の期待を作るという体験を既にしていることになります。この期待感があるからこそ、インターンの内容を良かったとか、悪かったとか評価しやすい状況を生み出しています。

このように、インターン参加前の体験が、オンラインzoomでは著しくありません。



②同時に話すことに向かない。

二つ目の制約は、オンラインzoomは同時に話をするけさとに向かないという点です。この特徴を良く捉えると、1人1人の話、意見順番に聞くことには向いています。一方で同時に何かすることにはあまり向いていません。その意味では、ワイワイしながらビジネスゲームをすることも実はあまり向いていないともいえそうです。


③言葉以外のコミュニケーション要素が少ない。

私がオンラインzoomで、最も気にしていることがこの制約です。私達は普通、言葉の内容よりも、顔色やジェスチャーなどから人の話を聞いていると言われています。実際にその通りで、オンラインの画面ごしでは、その人の癖のようなものだったり、表情が非常にわかりにくいといえます。 このことは、ビジネスゲームなどを行う際にも顕著にでてしまいます。ゲームの面白さをどのように構成できるかにもよって変わりますが、少なくとも対面でゲームを行う場合のほとんどは、この顔色などの非言語コミュニケーション部分に頼っています。

私の感覚では、オンラインzoomなどのコミュニケーション方法は電話に近いコミュニケーション方法のように感じています。


少し踏み込んで、オンラインzoomの制約を考えてみましたが、概ね担当者様も同じように感じているのではないでしょうか。弊社がお客様のご支援をする場合も、このような制約を重要視しています。



 

オンライン、zoomインターンで活用できるビジネスゲームの種類


さて、ここからは弊社がおすすめするビジネスゲームの種類を少し公開します。



①ジックリ考えるタイプのゲーム


オンライン、インターンではこと細かにルールが合ったり、多くの説明や進行があるものはあまりむいていません。なぜなら、先程も話したように感覚的には、電話に近いためです。つまり、説明そのものが難しくなると本論に入るまでに無駄な体力をお互い使うことにもなりかねません。ジックリ考えるという意味では、過度にゲーム性に拘るよりは、自分の頭であるテーマを深掘りしていけるような内容ならオンラインでも十分に対応していけるはずです。


②情報遮断系ゲーム


弊社でパッケージ商品としても提供している「協力ゲームエッセンシャル」はオンラインzoomにも十分に対応できるタイプのビジネスゲームです。ゲームの種類は、それぞれの人が断片的な情報を持ち、それらを協力して一つの大きな情報を作っていくようなゲームです。

断片的な情報は、お互いに見えてはいけないという点からもオンラインにマッチングしたゲームのタイプというかるかもしれません。


インターンで考えたい伝えるべきおすすめテーマの考え方



実際にオンライン、zoomを活用した場合にはビジネスゲームのルール、仕組み以外にテーマを考える必要があります。ここについては、オンラインでも、対面でも変わらない部分でもありますが、インターンの特徴やビジネスゲームを作るという点から以下のような基礎的な内容をお客様に質問することがあります。

オリジナルのビジネスゲームを考えるときには、当然ですがその会社のオリジナルの情報が必要になります。そして、それがオリジナルだときちんと言えるときほど、採用のマッチング可能性は高まります。というのも、ほとんどの場合、オリジナルの情報ではないからです。自分達はオリジナルだと思っていたことを他社でもオリジナルだと思っていたということが結構あります。以下の質問それぞれにオリジナリティがあるかを確認することがとても大事です。


①仕事の大変さはどこにあるか?

ビジネスゲームの醍醐味は体験にあります。どんな体験をしてほしいかがとても大事ですが、多くの企業様ではその大変さを採用したいがあまりに隠してしまうことがあります。

例えば、営業の会社であれば、提案の内容を考える体験を提供しがちですが、電話を1日100回かける大変さを提供されることはあまりありません。

例えば、建設業でしたら、素敵な間取りを考えることがあっても、プロジェクトマネジメントの大変さ、つまりトラブルやコミュニケーションミスなどが正確に伝えることは多くありません。


しかし、ビジネスゲームでおすすめしたいのは圧倒的にこれまで伝えてこなかった大変な部分です。なぜならその大変な部分をどのように乗り越えるかが、その会社の特徴にもなり得ますし、そもそも仕事とは、問題の解決の連続であるはずだからです。また、ビジネスゲームという側面から、これらの本当に大変な部分を、何とも柔らかく、面白く伝えることが可能です。

ビジネスゲームを単なる体験でおわらせずに、真に仕事のミニ体験となるような構造にする必要があります。このことは、企業にとっても応募者にとっても喜ばしいことですから今一度考えたいポイントです。


②情報の種類や豊富さはどこにあるか?

次に伺うのは、仕事をする上での情報の種類や、その豊富さはどこにあるかというです。応募者は素人で、会社は情報を提供する側です。情報を提供する側は、可能な限り、情報の種類と豊富さを提供することで、応募者は新鮮さを得ることができます。

また、ビジネスゲームを作る側面からも、ある程度の情報量が必要になります。例えば、トランプの神経衰弱のようなゲームを作るとしましょう。単純に考えても13種類の異なる情報が必要です。


③会社で大切にしていることや学生さんにアピールしたいことは?

会社によっては、教育、トレーニングが充実している会社もあれば、様々なキャリアやすすむ道が選択できる会社もあります。もしくは、ライフワークバランスを重視したい会社もあります。しかし、どれもこれも、その会社のオリジナルがあるにこしたことはないので、伝えたい内容をより細分化し、深掘りし、これは本当にうちにしかない!といえそうなアピールポイントを見出すことが必要です。


このように、その会社の基礎的な情報を洗い出し、オリジナリティを追求し、そのオリジナリティに特化したビジネスゲームになるならば、応募者にとって有意義な体験になるといえるのではないでしょうか。


そしてあえて、おすすめしないテーマをいうならば、自己分析などの自分を追求するというテーマ性のものはあまりおすすめはしていません。

当然このような内容のビジネスゲームを作ることも可能ですが、自己分析は、その会社オリジナルにはなりにくことがその理由です。もし、自己分析などを追求する場合には、その自己分析のあり方や考え方に、その会社独自の視点をいれるようにすることをおすすめします。


すでにある商品のルールを活用して手軽にオンラインzoomインターンの制作をする



弊社がご提案する内容には、すでに弊社にあるパッケージ化された商品の情報だけをオリジナルに制作してご提案するケースもあります。

ゲームのイメージがより鮮明に湧いた状態で、ご購入いただけるので企業様からの要望も多くいただけます。


例えば、「協力ゲームエッセンシャル」に収録の地図作成ゲームであれば、その会社オリジナルの断片的な情報が有れば、ゲームとして成立させることが可能です。

組み合わせたら、一つの大きな情報になるようなパズル的な情報があれば向いているのでおすすめです。

例えば、工場であれば、どこにどんなモノ、どんな機械、どんな工程があるかなどが該当します。


このように、決められたルールかあるために通常よりも早くオリジナルの内容が制作できるのも魅力です。


いかがでしたか。インターンはこれかは対面で行うもののほかに、オンライン、zoomならではの内容の構築がより求められてくるはずです。きちんとした内容を今から考えることで、より長く使えるビジネスゲームの制作が可能です。


オンライン、zoomを活用したビジネスゲームの制作ならグラスルーツ株式会社までお問い合わせください。

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