【15種類の振り返り】新人の振り返り方法は目的別に検討してフレームワークやプロの方法論を参考にする

新人の振り返り方法は、弊社独自のフレームも含めて15種類をご紹介!実施したことのない振り返り方法も。

こんにちは。グラスルーツ株式会社高橋です。今回は、新人さんが入社後、3カ月、半年後などに振り返りをする際に利用できるビジネスフレームワークやプレゼンテーションの方法、トレーニングのプロが活用する方法論を紹介します。

この記事は以下の方におすすめな内容です。



◯新人の振り返りをどのようにさせようか悩んでいる。

◯振り返りの特徴や目的別に深く知りたい。

◯振り返り研修にはどんな種類があるのかしりたい。

◯自分にできなくても、より効果的な方法があるなら検討してみたい。

 

振り返りの軸や目的を考える


新人の振り返りのときに、意外に紹介されることのないものの一つとして、振り返りにはその目的が存在したり、振り返りをさせる側が既に描いている振り返り後に未来がある場合が多くあるはずです。また、振り返り方にら様々な特徴が存在していて、人のタイプに合わせたり、振り返りの難易度によって合わせたりしているはずです。

さらには、描いて欲しい未来の姿から逆算した場合に適当であろう意図を持って振り返りの方法をいつも選択しているはずです。


このようにそれぞれの特徴を踏まえて、目的や意図に合った振り返りを選択することで、より効果的に振り返りを進めることができます。

この記事の最後には、振り返り方をに使いやすいようにまとめているので参考にしてみてください。

 

振り返りにはどんな軸が存在するのか?

まずは振り返りのフレームややり方をより深く理解するために、振り返りの軸を6つ紹介します。ほとんどの振り返りのフレームは、次の6つの軸の2.3の組み合わせによって作られています。この軸を理解することで、更にオリジナリティに溢れた会社独自のフレームを生み出しても面白いかもしれません。

①一人で行うか

例えば、チェックシートなどを活用して振り返りをするときは一人で行います。その特徴はあえて一人で考えることで、より自分の行動や経験の詳細を深堀りできることです。

②共有した方がより効果的と思われるもの

のちに説明する社会性のフレームワークは、他人のそれを見ることで自分にはないものごとへの取り組み姿勢を知ることができます。

③対象は予め決められたものか、そうでないか

チェックシートは、自分の好き嫌いにかかわらず、項目だてされているため、全てについて振り返らざるを得ません。一方、何かをpdcaなどのフレームに当てはめるときは、自分が選んだ体験のみをフレームにあてはめます。

④感情を伴うか、伴わないか

多くの振り返りは論理的に行いますが、人間は感情を伴い行動を起こします。論理的だけでなく、感情的な部分の変化を知ることで、より自己を調整するきっかけになります。

⑤振り返りの動機があるか、ないか

振り返りをさせたいのは会社で、本人が実際そう思っているとは限りません。そんなときは、ゲーミフィケーション的な考え方を用いて、擬似的な動機を提供することも可能です。

⑥概念化されるか、されないか

振り返りの重要なポイントに概念化があります。概念化することで、他への展開が可能になります。多くの振り返りには言葉が変わっても、概念化するステップが含まれるのも、他への応用展開が目的だからです。


このように振り返りといっても、様々ですから使い方によってはより効果的に使えるものも多くあるはずです。


 

新人の振り返り方法


①業務日報

日報は日々を振り返る方法として最も代表的なツールです。どんなところに疑問を感じたか、何なできたかなど日報の書き方を社内で共有できていると日々の振り返りがより明確にできます。また、上司コメントをきちんと返すことで、改善意識を高めたり、仕事へのモチベーションを高める効果もあります。

②kpt (keep.progrem.try)

それぞれの頭文字をとり、ケプトと読むこともあります。読み方はさておき、①成果がでていて継続しつづけること、②今起きている課題 ③その課題を解決するために次にやることを考えるためのフレームワークです。

特徴的だと思われるのは、成果が出ているためたりつづけることが入る点です。仕事は、成果を積み上げていくことですが、成果がすでにでているものと、これから出すためにできることの両方を検討できることが他のフレームにはない特徴です。

③pdca

pdcaは、多くの人が知っている品質改善のフレームワークです。時間をかけてでも品質を改善するという点では、業務を覚えていくタイミングにおいてはとてもマッチしたフレームワークといえるのではないでしょうか。

④4行日記 事実、気づき、教訓、宣言

たった4行の日記を書くフレームです。たった4行だからこそ毎日つづけて、学びを得ていくことに意味があります。また、このフレームの特徴は、気づきから教訓を得るという概念化することがポイントのひとつといえるでしょう。また、普段出来事を感情的に語ってしまいがちな人でも教訓が得られるように、事実と気づきに分けて考えることができるようになっています。


⑤ywt やったこと、わかったこと、次にすること

このフレームは、やったこと、わかったこと、次にすることを記載していくフレームワークです。これまで紹介した振り返りフレームは4要素ありましたが、こちらは3要素でコンパクトにまとまったフレームといえるのではないでしょうか。

⑥スキルの棚卸し

スキルの棚卸しは、これまで説明したフレームとは異なりものです。主にキャリア開発などのトレーニングをするときに、これまでの自分を振り返る方法として利用します。スキルといっても様々ですから、対人関係スキル、業務遂行のスキル、思考系スキルという3つ程度の分類に分けて、自分が獲得したであろうスキルを記載していきます。スキルの棚卸しをすることで、既に得たスキルがどのような仕事に活かせそうかや、苦手意識のあるスキルの発見にも繋がるかもしれません。

⑦モチベーションカーブ


モチベーションカーブは、自分の気持ちが落ち込んだとき、最高潮のときをグラフにして表現したものです。この振り返りの特徴は、感情に焦点を当てていることです。私達が行動を起こす、お越しつづけるには感情をコントロールすることが求めれます。これまで、紹介したフレームの中でも少し異質な振り返りともいえるかもしれませんが、次の行動をするには大切な振り返りといえます。

⑧ジョハリの窓


ジョハリの窓は、自分という人間をどのように捉えるかというフレームです。振り返りに活用する場合には、自己評価、他人の評価などを踏まえて自分という人間の全体を考えてみるために利用します。

とくに、社会人になりたての頃は他人の評価になれていません。他人の評価を後ろ向きに捉えるのではなく、他人から見た場合そう見えることもあるとジョハリの窓を使って説明します。

これを上手く活用することで、他人に評価の受け止めかたを変えることができます。

⑨チェックシート


チェックシートを活用した自己評価、他己評価

振り返りをするとき、自分が勝手にテーマを決めて振り返るものもありますが、チェックシートの特徴は、チェック項目が予め決められている点です。最も利用される場面は、業務の流れや業務遂行のためのチェックシートです。業務は誰もが行うものですから、全員同じチェックシートを活用します。また、同じチェックシートを活用しているからこそ、感じ方、受け止め方についても意見交換することができます。自分と上司評価、自分と同僚の評価など、様々な人と受け止め方の違いを知れば知るほど、多くの学びをえられるはずです。

◼️新人振り返りシートの代表例をこちらから無料ダウンロードできます。


⑩プレゼンテーション

例えば、半年間の取り組みをフリーフォーマットで発表させるような取り組みをする企業もあります。プレゼンテーションをする最大のメリットは、伝えるためには、自分自身でしっかりと理解する必要がある点。発表すること自体が、良い意味での緊張感を生み、より深く考えるきっかけになりうる点です。

これまで説明したほとんどのフレームは、毎日、1週間など手軽さが一つの特徴なものも多いですが、こちらは、比較的大掛かりなシステムといえます。大掛かりですから、3ヵ月、半年など節目での活用が望ましいです。

プレゼンテーションとよく似た効果を発揮するものに「人に教える」という振り返り方があります。人に教える機会を作ることで、より知識は定着していきます。

⑪関係性の共有

関係性の共有とは、ある仕事、あるプロジェクトを遂行する場合にどんな人と一緒に行い、その人の特徴的な言動に対してどう感じたかをまずは自分一人で描き出します。4.5名程度の関係性がえられるプロジェクトが望ましいです。これらの関係性を、同じ職位の人達で共有することで、プロジェクトベース、仕事ベースでの対人感情や、対人面でも問題や振り返りをすることができます。

こちらのフレームは弊社が振り返りを促すときに行う独自のフレームです。

⑫社会性の振り返りフレーム

社会性の振り返りフレームは、弊社が独自に研修の中で活用する振り返りフレームです。この振り返りりの目的は、人の意見を「こと」と捉え、論理的に考えることで受け止め可能な形式に変換することです。先程もあったように、社会性の要素の一つは、相手から評価されることを自分がどう受け止めるかですから社会性の振り返りフレームとよんでいます。

1.例えば、上司先輩にアドバイスされたことなどを具体的に書き出していきます。

2.そのアドバイスをうけて自分が感じるかもしれない、ネガティブな反応、ポジティブ反応を考えます。

3.このアドバイスは自分はなぜ、ネガティブ、もしくはポジティブに受け止めたかを記載します。

⑬失敗の振り返りフレーム

こちらも弊社が独自に利用する振り返りフレームです。

失敗の振り返りフレームとは失敗にフォーカスを当てた振り返りフレームです。失敗こそ最大の学びというように失敗にこそ、学習すべき事例がたくさん含まれています。失敗を当たり前にし、きちんと反省振り返りをすることで重要な学びを得ていきます。

失敗の振り返りフレームでは、失敗を定義するために、成功の姿、失敗した理由を明確にしていきます。これらを他者と共有することで、失敗談として自戒の念を込めて笑い合えるような取り組みにすることが大切です。

⑭絵を活用した振り返り

絵を活用した振り返りとは、踏み出せない何かを克服するための振り返り手法です。弊社では、漫画やビジネスゲームを活用した人材育成を推進していますが、その一環として、弊社のパートナーな漫画家さんが実践的な振り返り手法として展開する手法です。

苦手な内容、事柄を絵に描いて表現するところが独特なやり方です。自分の中から取り出す作業と絵にしていく作業によって、それまで感じていた心の負担がなるなり、前向きに捉えられるようになります。

この手法は、前向きに捉えるために絵を描く楽しみという動機を提供していることも特徴の一つです。


⑮ゲームを活用した振り返り


ゲームを活用した振り返りとは、ゲームを行いながらお互いの行動を感じとり、ゲーム後にお互いの行動のフィードバックをしていく内容です。ゲームは、チームビルディングを学べるゲームが最適です。全員が夢中になればなるほど、その人の素の姿が出やすくなります。

先程の振り返り同様、振り返りに楽しみという動機を提供できるのもこの方法の魅力です。

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新人振り返りまとめ


最後に今回ご紹介した振り返り方法と、軸をまとめたものを一覧にしてご紹介します。

ばっと見渡せば、振り返りと一言でいってもさまざまな特徴があるのがおわかりかと思います。


尚、一覧には○がついていますが、○の数が多いほど良いというものではありません。


例えば、半年間の振り返りを、まずは自分一人の頭でじっくり考えて欲しいという意図がある場合は、一人で考えるタイプを選択する方がよりあっています。

このように目的に合わせて、活用することがおすすめです。


弊社は漫画やビジネスゲーム、アニメを活用した教育採用の支援をする会社です。この記事でご興味のある振り返り方法がありましたら、グラスルーツ(株)高橋までお問合せください。