【企業向け】思い通りにならない想定外を演出するシミュレーション体験ゲーム、ビジネスゲームの作り方のヒントを教えます。

企業で教育や採用を担当される方が、さまざまな場面で自社のシミュレーションゲームを作成し、採用や教育で利用するための、思い通りにいかない、想定外を演出するシミュレーション体験、ビジネスゲームの作り方の重要なヒントを教えます。


こんにちは。グラスルーツ高橋です。今回は、ビジネスゲームの中でシミュレーション体験ゲームの作り方の重要ポイントをお伝えします。


弊社では、買取り型の研修や採用で使える、「協力ゲームエッセンシャル」やその会社オリジナルの研修用ゲーム制作や採用ツール制作として体験型ゲームを作ってきました。

その中でも、比較的人気だと思われる、思い通りにならない、想定外を感じてもらうシミュレーション体験ゲームの作り方に関するヒントを提供したいと思います。

この記事は以下の問題をお持ちの方におすすめです。


1.自社でインターンや、採用の懇親会で使えるシミュレーションゲームを作ってみたいが、どう考えたら良いかわからない人。


2.採用に限らず、自社の従業員教育でシミュレーション体験を作ってみたいが、わからない人。


3.zoomなどの遠隔で仕事することが多いので、社内のコミュニケーションツールを作ってみたいがどうしたら良いかわからない人。

作り方提供の背景

今回、思い通りにいかない、想定外を演出するシミュレーション体験ゲームの作り方の一部を公開するのは、採用でいえば、インターン、選考、懇親会、社内では、社内教育など、どんどん体験型の教育手法が求められていると感じるからです。 


また、その中でも、シミュレーション体験ゲームは、思い通りにいかない苦しさという仕事本来の醍醐味を伝える上で適切なゲームツールになりえ、実際に多くのお客様がこの手のゲームの構築に取り組んでいます。

しかし、いざ自分たちで取り組んでみると、制作上のポイントがあり、そのポイントを押さえていないと面白みの感じないものになりがちです。その意味では、若干自社で作るには厄介なタイプともいえそうです。


例えば、冒頭にあるような、思い通りにならない、想定外という感覚を持って欲しいときにもその演出方法は複数あります。例えばこの複数を知っているだけで、ゲーム作りの幅がグンと広がります。 具体的な事例を間に挟みながら説明しますので、自社に取り入れやすいイメージが湧くかと思います。


正直、これまで私が書いた企業様向けのビジネスゲーム関連記事の中で最も重要度の高く、ノウハウ度の高い内容を入れています。

この記事を自社オリジナルのシミュレーション体験ゲーム作成のヒントしてしていただけたらと思います。

ビジネスゲームで利用されるゲームの種類

ビジネスゲームは、すべて体験ですから、ここでいうシミュレーション体験ゲームがどのようなものかを示すためにいくつかのビジネスゲームの種類を示します。

1.協力ゲーム



ビジネスゲームの大半は、協力ゲームと呼ばれるジャンルに属します。弊社でも販売する、地図作成ゲーム、NASAゲーム、部課長ゲーム、ドミノ、マシュマロタワー、ペーパータワー。これらのゲームはチームで協力して行い、意思決定の大変さや、チームワークの難しさを体感するゲームで非常に多く利用されています。

※後述するシミュレーション体験と厳密にいうと被る要素がりますがチームビルディングが主体になっているものを協力ゲームとここではよびます。

2.トランプなどのルールを活用した体験ゲーム



例えば、自社の商品をトランプに書いて、神経衰弱と同じようなルールでカードをめくり、商品を身近に感じてもらうようなゲームです。

この類いのゲームは、情報に触れることそのものが目的で、ゲームそのもの、構造に学びはありません。しかし、情報の手軽さや楽しみを演出するという意味では、意味があります。

3.シュミレーション体験ゲーム



この記事内でいうシミュレーション体験ゲームは、例えば、仕事は予定どおりにいかない、想定外なことが起きるため、その体験して学ぶものや、拡大再生産といって、競争の原理を学びながら、得た利益を再投資して、利益を増やすようなタイプのものをさします。 馴染みのあるボードゲームで例えると、人生ゲームや、経営体験ゲームの類いをさします。

思い通りにいかない、想定外にするために検討すべき2つの軸

シミュレーション体験と言っても様々ですが、話をわかりやすくするために2タイプを例にだします。



①運の要素が体験と一致するタイプ

1つ目は、人生ゲームのタイプです。

人生ゲームで想定外は、どのように起きるでしょうか? 簡単にいうとサイコロの出目が想定外を引き起こします。つまり、自分ではコントロールできない要素、つまり運の要素がたくさん入るタイプです。

仕事を体験することを前提にした場合、自分ではコントロールできない出来事にはどんなものが描けるでしょうか?

例1 建設現場での事例

建設現場では、外の現場もありますから天候に左右される部分があります。これと同じことは農業にもいえる部分があります。

例2 トラックドライバーが渋滞に巻き込まれる事例

トラックドライバーに限らず、渋滞や事故は予測不可能なタイミングで起きることがあります。


つまり、仕事の種類や役割によっては、運の要素を多くした方が、仕事のイメージが湧く場合あるということです。


また、この手のゲーム作りで重要なのは、事前の対策を打てばある程度回避が可能な場合を設定しておくことです。ただし、事前の対策にもコストがかかるため、少しコストがかかっても安全をとるか、コストをかけずに運に任せるかをチーム間競争の中で競わせるとより、ゲームの演出として面白みがでてくるかもしれません。

②運に頼らないシミュレーション体験のタイプ

モノを販売し、競争しながら、より利益を獲得できた方が勝ちのようなゲームのタイプは、運に頼らないシミュレーション体験といえます。

この事例でいくと、周囲の情報を見ながら、それに打ち勝つような計画を立てて、利益を獲得していきますが、この手のゲームの最大のポイントは、自力感を作るために、入札の仕組みにするというポイントです。

入札の仕組みは、実際のビジネスでは公共工事などに利用されるほどメジャーな考え方です。

モノの購買に自力感を演出するには入札の仕組みは最適です。つまり、同時に金額提案をして、同じ内容であれば、一番安い会社の商品がうれるという仕組みですこの仕組みがあることで自力シミュレーション体験を作ることができます。

実際に、経営体験プログラムなどで使われるシミュレーション体験のほとんどがこの入札の仕組みになっています。

もし、ものの売り買いが、サイコロによって決まるとしたら、計画そのものが無意味なものにかんじてしまいます。そうならないためにも、自分で考えたのに上手くいかない、想定外を演出するためには、競争の仕組み、入札の仕組みが最適といえそうです。

体験そのものはどのタイプかを考えよう。

このように、思い通りにいかない、想定外を演出するには大きく二つのタイプがあり、シミュレーション体験ゲームは概ねこの要素の組み合わせによって作られています。

しかし、はじめから難しいことを考えると面白くないゲームになりがちですので、まず考えるべきなのは、提供したい体験(自社の仕事)は、運による部分があるのか?運は存在しないのか?運の場合は何が運に、相当するのかを大まかに振り分けることで、運のゲームか、運ではないゲームかの方向性を決めることが大切です。

より実力で、競争を意識させるための仕組み


今度は、違う要素の話をします。例えば、マシュマロタワー、ペーパータワーをご存知の方はそのゲームをイメージしてください。

マシュマロタワーや、ペーパータワーで他のチームをそこまで意識をしますか?

実はこの協力ゲームの本質は競争ではなく、より良いものをチームでつくるゲームですから、あまり他チームに意識が向かないゲームです。

より競争感を意識させるには、先の入札の仕組みのように他のチームよりいかに安く金額を出せるかを様々な要素から考えさせる方法があります。

また、そのたの代表的な例は、麻雀にみられる競争方式です。つまり、一枚のピザを奪い合う、全体での合計カード枚数が決められているなどの、仕組みです。

このような構造のもとでは、相手の取り組み方を注視してみることになるはずです。まさに、同業他社と市場を奪い合うという感覚となるはずです。

いかがでしたか?

今回、運によるゲーム設計、実力によるゲーム設計、実力によるゲーム設計の中でも、より競争を煽る設計についてのヒントを提供しました。


是非自社で取り組みを考えている場合の参考にしてみてください。

グラスルーツ株式会社では、これらの情報を踏まえた、オリジナルのボードゲーム制作の支援や、協力ゲームでは買取りで、すぐに納品可能なタイプもご用意しています。

ビジネスゲームの制作、漫画、アニメなどを活用した採用、教育の支援ならグラスルーツ株式会社高橋までお問い合わせください。